iPhoneに変える以前は、メインスマホとして毎日持ち歩いていたSONYのXperia Z1ですが、現在は卓上時計兼おサイフケータイとして使っています。
先日、コンビニに持っていこうかなと久しぶりにZ1をクレードルから持ち上げてみると、裏蓋が浮き上がっていることに気づきました。どうやらバッテリーが膨張して裏蓋を押し上げているみたい。
このまま放置していたらいずれ爆発してしまうんじゃないかと怖くなったので、バッテリーを自分で交換してみることにしました。
工具付きのバッテリーセットを購入
今回は、Amazonで売っていた互換バッテリーと工具がセットになっているものを購入。箱に「For iPhone」と書いてあったので一瞬焦りましたが、中身はZ1用のバッテリーでした。
このバッテリーと工具のセットですが、ちょいちょい売り切れになっている場合があるので購入する際には対応機種をしっかりと確認してください。
セット内容
セット内容は、3000mAhの互換バッテリー、内蓋カバーを貼り付ける粘着テープ、オープナーやヘラ、特殊ドライバーの専用工具類。
実は、この中で実際に使ったのは、バッテリーとヘラだけです。
まず内蓋カバー用の粘着テープですが、下の交換手順を見てもらうとわかるように特に使う必要性を感じませんでした。
そして付属していた二本のドライバーですが、どちらも微妙に大きさが合わず使えませんでした。どうしようかと考えていたら、以前購入していた特殊ドライバーセットがあるのを思い出し、その中の星型ビットを使うことで解決しました。
すでにオープナーとドライバーを持っている人は、バッテリーだけ購入すれば大丈夫だと思います。
オープナー単体でも売っているので、バッテリーとセットで購入しちゃってもいいですね。
Xperia Z1のバッテリー交換手順
それでは、早速Xperia Z1のバッテリーを交換していきましょう。
裏蓋を外す
まずは裏蓋を外していきます。
自分の場合はバッテリーが膨張していて裏蓋が浮き上がっていた状態だったのですぐに外すことができましたが、通常は接着されているのでドライヤーを数秒当てて温めながら作業をしていくとキレイに外れます。
9箇所のネジを外す
裏蓋を外すと赤丸の部分9ヶ所にネジがあるので外していきます。
このネジなんですが、強引に回すとネジ穴がつぶれてしまいそうな感じがしました。外す時にはゆっくり慎重に行ってください。
取り外したネジはかなり小さいので、なくさないように気をつけてください。
コネクタを外す
写真部分のコネクタを外します。指で外しにくい場合は、マイナスドライバーを差し込んでクイッと上にあげるとすぐに外れました。
内蓋を外す
次に内蓋を外していきます。
内蓋も裏蓋と同じように粘着テープで接着されているので、ドライヤーを使って温めながら外していきます。
ちょっとわかりにくいですが、オープナーを挿入する部分はここ。
こちらが内蓋を外した状態。
接着テープがビローンとはみ出る場合がありますが、この接着テープは蓋を閉める時に再利用するので剥がさないようにしてください。
コネクタを外してバッテリーを取り外す
バッテリーの上部にあるコネクタを外してバッテリーを取り外します。
バッテリーを入れ替えて蓋を閉める
取り外した逆の手順でバッテリーを取付けます。バッテリーを取り付けたら、一度電源を入れて動作確認を行いましょう。
この時に電源が入らない、またはオンオフを繰り返すというような場合は、コネクタ周辺をもう一度よく確認してみてください。それでもダメな場合はバッテリーが不良のケースも考えられます。
動作確認がバッチリだったら、逆の手順で内蓋、裏蓋を閉じていきます。
この時にドライヤーで温めながら閉めていくとしっかり接着されます。はみ出た接着テープは中に押し込みましょう。
これでバッテリー交換終了です。
取り外したバッテリーの処分方法
取り外したバッテリーですが、燃えないごみや資源ごみでは処分することができません。住んでいる自治体の役所に設置されている回収ボックスのほか、家電量販店に設置されている回収ボックスを利用します。
また、ドコモやauなどのショップでも回収してくれます。
自分の場合は回収ボックスを設置している家電量販店が近くになかったので、auに持っていって処分してもらいました。
まとめ
バッテリー交換の作業時間は正味1時間かからないぐらいで終わりました。まだまだXperia Z1を使っていて、最近バッテリーがすぐになくなるという人は参考にしてみてください。
念のため書いておきますが、自分でバッテリーを交換するとサポートを受けることができなくなると考えた方がいいです。また、接着テープを剥がしているので、防水機能もゼロになると思った方がいいでしょう。
Xperia Z1を新品同様にしたいという場合には、購入した店舗に持っていって有償修理することをオススメします。