厚岸町から国道44号線を根室方面へ走り、糸魚沢を超えたあたりに見えてくるのが厚岸水鳥監観察館。別寒辺牛湿原に生息している水鳥や動植物について学習することができ、調査研究やモニタリングの拠点としても使われています。
また、別寒辺牛川を川下りするカヌーのルールやマナーについて指導する場としても使われ、施設の裏手にはカヌーの乗降口が設けられています。
パネルや剥製を使って学ぶことができる
利用は無料ですが、来館者名簿に代表者の指名を記入してから入場しましょう。
入り口そばに設置されているモニターには、別寒辺牛川河口のライブ映像が映し出されています。手元にあるコントローラーでカメラの角度を自由に動かすことができるので、狙った水鳥を追跡できます。
何の鳥か詳しく知りたい場合は、事務室の職員に聞くと教えてくれるようです。
別寒辺牛湿原で見ることができる動植物の写真パネル。
厚岸湖で見ることができる冬の水鳥を書いた手書きのカード。
タンチョウの剥製。近くで見ると大きいのがよくわかる。
タンチョウの巣のレプリカ。道路を走っているとタンチョウはよく見かけるものの、巣はなかなか見ることができない。
ヒシクイの剥製。ヒシクイは夏をシベリアで過ごし、冬になると日本にやってくる渡り鳥。
いろいろな水鳥の鳴き声が聞けるコーナー。
奥にある工作室では、枯れ木などの材料を使って各自好きなように作品を作ることができます。子供と一緒にいろいろと作ってみると楽しいかもしれません。
台においてある素材は自由に利用できる。
二階の展望室
二階に上がると、大きな窓に囲まれた展望室になっています。道路と線路を挟んだ向こう側が湿地帯になっており、設置されている高倍率のフィールドスコープを覗くと、タンチョウやハクチョウなど、多数の水鳥や湿地帯の様子を観察することができます。
肉眼では距離があってよく見えなかった。展望室はガラスに囲まれているので、晴れた日はとても暑い。
厚岸水鳥監観察館の感想
驚くような展示物や仕掛けはありませんが、見て回るのにそれほど時間はかかりませんので、観光ついでにちょっと立ち寄ってみるのはいかがでしょう。子供のころの社会見学を思い出しながら、自然に触れてみるのも楽しいものですよ。
厚岸水鳥監観察館の詳細&アクセス
名前 | 厚岸水鳥監観察館 |
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住所 | 〒088-1140 北海道厚岸郡厚岸町サンヌシ66 |
電話番号 | 0153-52-5988 |
ホームページ | http://www.akkeshi-bekanbeushi.com/ |
開館時間 | 08:45~17:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館)・祝祭日の翌日・年末年始 |
入場料 | 無料 |
最寄り駅 | 【車】釧路駅から約1時間、厚岸駅から約10分 |