タバコを辞めてからはや10年が経ちました。
最近ではタバコを吸いたいと思うこともなくなりましたが、ふとした時に口寂しいなと思うことはたまにあります。
そんな時に健康にいいと噂の電子タバコ「VITAFUL(ビタフル)」の存在を知り、ちょっとした興味から手にすることにしました。
VITAFUL(ビタフル)とは
VITAFUL(ビタフル)とは、ニコチン、タール、プロピレングリコールが一切入っていない使い捨ての電子タバコです。
吸うのは煙ではなく水蒸気。水蒸気なので室内や車内で吸ってもニオイがつくということが一切なく、受動喫煙の心配もゼロ。
もちろんニコチン、タールが入っていないのでタバコのような中毒性もありません。
VITAFUL(ビタフル)の特徴
ビタミンやコラーゲンなどの成分が入っている
ビタフルにはなんと、ビタミンやコラーゲンなど、健康食品顔負けの成分がたくさん含まれています。以下、ビタフルに含まれている成分一覧。
ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、コエンザイムQ10、コラーゲン、カテキン、8-シオネール、ℓ-メントール、プラセンタ、ヒアルロン酸、コンドロイチン、セラミド2、乳酸菌
含有量は微々たるものかもしれませんが、すごい種類です。
味の種類が豊富
フレーバーの種類が豊富なのも人気の理由。
メンソールミント、スウィートバニラ、ブルーベリー、グリーンアップル、グレープフルーツミント、マスカットメンソール、グアバフルーツ、チェリーコーラ、ストレートエナジー、ビターコーヒー
そのほかに、期間限定のフレーバーも発売されています。
面倒なメンテナンスが不要
ビタフルを楽しむのに、リキッドの補充や充電などの面倒なメンテナンスは一切不要。箱を開けたら後は吸うだけでモクモクと水蒸気が出てきます。
使い捨てのビタフル一本で吸える大体の回数は約500回。タバコにすると3箱分に相当します。
実際にビタフルを吸ってみる
箱はなかなかオシャレです
ビタフル本体。タバコよりもやや長いですね
水蒸気の吸い込み口。
先端はタバコの焦げた様子を模したLED
吸い込むと、先端のLEDが点灯して水蒸気が出てきます。
目いっぱい吸い込むと、思った以上の水蒸気が口の中に入ってきます。そして鼻から抜けるフレーバー。水蒸気の量は、慣れていない人だと咳き込んでしまうぐらいかも。ただ、タバコのような喉にグッとくる感覚はないので、喫煙者には物足りないはず。
VITAFUL(ビタフル)のデメリット
お手軽にリフレッシュができる電子タバコのビタフルですが、はたしてデメリットはないのか、スパスパと吸いながら考えてみました。
禁煙の補助にはならない
吸う→煙が出るという感覚はあるのですが、タバコを吸ったときの喉にくるガツンという感覚がないので、喫煙者にはものたりない。そのため、禁煙の補助としては使えないかなーといった感じがします。逆にタバコが吸いたくなって仕方なくなると思う。
中毒性はないけど癖になる
ニコチン、タールが入っていない水蒸気なので中毒になることはありませんが、吸う→吐くという行為自体が癖になるなと感じました。
これは元喫煙者の意見ですが、正直これをプカプカ吸っているとタバコを吸っていたころの感覚を思い出し、「タバコ吸いたいなー」と思ってしまった。
これは危険。
元喫煙者でもうタバコは吸わないと決めている人は、ビタフルを吸うのは気をつけたほうがいいかもしれません。
価格は高め
ビタフルは一本1,058円で約500回吸えるということになっていますが、なにも考えずにスパスパ吸っていると、思った以上に早く吸えなくなったなという感覚があります。自分のペースで吸えるタバコの方がコスパいいわと思う人がいてもおかしくない。
まとめ
はたしてビタフルは誰が吸うモノなのか真剣に考えました。うーん、買うのは多分禁煙したい人が多いのかなと思いますが、果たしてタバコの代替えになるのかどうか。
個人的にはガムやアメの代わりに若者がお手軽に吸う感じがピッタリくるのかなと思ってしまった。