Velbon(ベルボン)Pole Pod。一脚にもなるスタンド型の三脚が狭い場所で使えて便利

花火大会やお祭り、子供の運動会に発表会など、写真やビデオ撮影で三脚を使いたいシーンは多々あるもの。けど、そんな場所では人が多くて、なかなか思うように三脚を使うことはできませんよね。

そんな人混みの中でも迷惑にならずに使える、場所をとらない三脚のようなものはないかなーと探して見つけたのが、マイクスタンドのような三脚「Velbon(ベルボン)のPole Pod」です。

このベルボンのPole Pod、もちろん通常はスタンド型三脚として使いますが、このほかに一脚やミニ三脚としても使うことができるスグレモノなんです。

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一脚とミニ三脚がセットになったPole Pod

まずは簡単なスペックから。全高:1790mm、縮長:680mm、段数:4段(ポール)・2段(脚)、重量:980g、推奨積載質量:1.5kg

ポールを目いっぱい伸ばすと高さが179センチになるので、よほど大きい人じゃない限り立った状態での撮影が可能です。
推奨積載質量の1.5kgは、重いレンズを装着した一眼レフこそきついものの、コンデジやミラーレス一眼、家庭用のビデオカメラであれば問題ない重さ。

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ポールとミニ三脚がセットになっている。

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一脚として使うことができるポール部分は、片手でらくらく持てるほど軽い。

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ポール部分の長さは4段で調節可能。ロックはレバー式。

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付属の自由雲台は小さいけどしっかりとした作り。

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ワンタッチでカメラの着脱が可能なクイックシュー。コイン式はやや面倒。

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持ち運びに便利なケースが付属。

ミニ三脚は単体でテーブル三脚として使うこともできる

スタンドの脚になるのは、全高29センチのミニ三脚。
三段階で開脚するので、思った以上にしっかりとポール部分を支えてくれます。

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小さいけどメタルボディでがっしりとした作り。

三脚の脚を固定するのは、脚をひねって固定・解除ができるベルボン独自のウルトラロック。高さの調整もとてもスムーズにできます。

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ちなみにこの三脚部分ですが、雲台を取り付ければそのままテーブルなどで使えるミニ三脚として単体で使うことができます。お得感がはんぱないですね。

一脚として使う

一脚として使うには雲台を取り外し…

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そこに付属のゴム脚を取り付けます。

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反対側に取り外した雲台を装着すれば一脚に早変わり(実際には三脚ネジをつけるという手間があるので早変わりではありません)。

スタンド型三脚だったら人の多い場所でも使える

スタンド型三脚Pole Podの一番のメリットは、人の多い場所や狭い場所でも使えるというところ。発表会などでは、椅子に座って股に挟むようにして立てておけば、全く場所をとることがありません。

実際に花火大会で使用しましたが、通常の三脚のように場所をとらないので、小さなレジャーシートの範囲で設置することができました。座った状態で操作ができたので、後ろで見ている人に迷惑をかけることもなかったですよ。

また、家では簡易的な照明スタンドとしても使っています。邪魔な三脚の脚がないので、狭いデスク周辺にも置いておけるのがいいですね。

ただし、気になったところも少々。

推奨重量が1.5キロまでですが、ポールを伸ばした状態だとミラーレス一眼程度でもグラつきが気になります。なので、風のある場所で長時間露光撮影がしたいというようなシーンには向きません。椅子に座ったぐらいの高さであれば想像以上に安定してくれるので、風がほぼない状態であれば使えますけどね。

一脚として使う場合、付属のゴム脚と三脚ネジを持ち歩かなくてはならず、余計が荷物が増えてしまうのが残念。もう少しスムーズに変形できるとよかったです。

ケースが付属しているのの、収納時のサイズが680mmあるので歩いて持ち運ぶにはやや大きめです。

いろいろと気になるところもありますが、実際に使うと人混みや狭い場所で使えるというメリットの方が大きく感じます。
特にお子さんのいる家庭であれば、運動会の他に学芸会や発表会など、普通の三脚よりも使い所は多いかもしれません

▼あたらしいモデルのPole Pod。

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