少しずつ増えていくカメラとレンズ、保管場所をどうしようか迷うようになってきました。
増えたといってもミラーレス一眼とレンズが数本、あとはコンデジとそれほど多くはないのでドライボックスに保管しようとも考えましたが、出し入れや管理の手間、今後のことを考えて防湿庫を選択。
防湿庫とは簡単にいえば、一定の湿度(機種によっては温度も)を維持することができるキャビネットといえばいいでしょうか。ドライキャビネットと表記されることも。
大きさや価格はピンキリですが、なるべく安いもので普段使っているデスクの高さに合わせて購入したのが、中国(TAIWAN SYSTEMって書いてるので台湾?)のTWAIPO(アイポー)というメーカーの防湿庫「AS-41L」です。
TWAIPO AS-41Lについて
容量41リットルで、市販されている防湿庫の中でもコンパクトな方。
AS-41Lの棚は三段。棚は少し深さがあるパレットのようになっていて、実寸で奥行き240mm、幅235mm。
一番上の棚には波型になっているレンズ用のウレタンスポンジ。他の棚には通常のスポンジが付属。
一段目と二段目の棚は高さ調整ができる。
付属していた湿度&温度計。信憑性にはやや不安があるため、別の湿度計をいれておいてもいいかも。電源と連動しているわけではないので、ボタン電池がなくなったら交換する必要あり。
オートドライではないため、本体の奥についているツマミで除湿の強弱を調整する。除湿の強弱によってグリーンLEDの明るさも変化。赤いLEDは電源が入っていると常に点灯する。
本体底面の脚は高さの微調整ができる。
デスクの引き出しにあるような簡易的なカギが付属。
容量としては、上段にレンズ3〜4つ、中段に一眼レフ2台、一番下の段にアクセサリーやコンデジといった感じでしょうか。
防湿庫を「AS-41L」使ってみて
購入時の価格は15,000円ぐらいでしたがデザインや質感は悪くなく、大きさ以上にどっしりとして見えます。お安い防湿庫なので中に照明はなく、暗い場所だとちょっと見にくいですね。
ペルチェ式電子ドライユニットなので駆動音はまったくありません。高価なタイプに比べると除湿効果は低いらしいのですが、冬だと最弱のAにセットにした状態、ジメジメした真夏でも半分よりちょっと上にセットした状態で湿度35%前後をキープしています。
購入してからかれこれ2年以上使っていますが、特に故障するということもなく、当たり前のように毎日稼働しています。ミラーレス一眼にレンズ数個というぐらいだったらちょうどいい大きさなので、安い防湿庫を探している方は候補に加えてみてはいかがでしょうか。
▼ロゴと社名が変わっていますが、内容は同じ商品のようです。