「釧ちゃん食堂」お手頃価格の海鮮丼と旬の魚を使った定食をいただく【釧路】

たまにはランチで海鮮系でも食べたいなーといろいろ探し、海鮮丼がお手ごろ価格で食べられるという「釧ちゃん（せんちゃん）食堂」に行ってきました。

お店はくしろ水産センターという施設の一階にはいっています。すぐ目の前には海があり、当日は時化（しけ）だったので複数の漁船が停泊していました。

車で行ったのですが、くしろ水産センターの駐車場に停めればよかったので広かったです。

釧ちゃん食堂の店内

店内に入ると、大量に並べられたお土産用の海産物。

水産加工会社の直営店らしく、食堂のほかに直売所としてお土産も販売しているようです。ここにお土産だけ買いに来る人はあまりいないでしょうから、出張で釧路に来た人や北海道外の漁師さん向けでしょうか。

二人で行ったので二人用のテーブルに座ろうとすると、店員さんに「広い方に座っても大丈夫ですよ」と声をかけてもらったので4人がけのテーブル席へ。

店内はテーブル席のほか、奥の方には小上がりがありました。
小さなお子さんがいても大丈夫そうです。

2人用と4人用のテーブル席が並び、奥に小上がりがある。

旬のメニューはカウンターに貼ってある。

今回注文したのはお店の一押しメニューであろう海鮮丼と、旬のさんま刺身定食。待ち時間はとくに気にならない程度で、ふたつ同時に出てきました。

今回注文した海鮮丼は1,200円。メニューにはないさんま刺身定食は1,000円でした。

私は、旬の時期にしか食べることができないさんま刺身定食を注文。

マグロ、ウニ、サーモン、ホタテ、エビ、イクラが乗った海鮮丼。

自分が注文したさんま刺身定食ですが、ちょうど旬ということもあってとても脂が乗っていました。あまーいさんまの脂が口の中いっぱいに広がってとろける感じがうましです。

海鮮丼からは、連れが食べられないサーモンとウニをいただきました。寿司用のネタとはまた違い、程よい厚さがあってモッチリとした食感。ほんのり温かいのがまたよかったです。

どちらのメニューにもついてきた汁物は、赤味噌風味の豚汁でした。こちらはもしかしたら日によって違うのかもしれません。

ちょっと気になったのが水。水道から直でポットに入れているのかカルキ臭がすごかった。せっかく美味しいご飯だったので、少しでいいから水にも気を使って欲しいです。

あと、BGMがなぜか同じ洋楽を延々ループ。別に気にしなければいいんですが、ついつい「またかいっ！」とツッコミたくなってしまいます。

柔らかい接客の店員さんは、お母さん世代が多かったです。みんなキビキビと動き、「いらっしゃいませ、ありがとうございました」の挨拶もしっかりとしていました。

当日の客層は、観光客というよりはスーツを着た出張の人や、近くで働いている人が多かった印象。車じゃなければちょっと大変な場所なので、観光客は少ないのかもしれません。

メニューが全体的にリーズナブルに感じたので、また行きたいと思います。漁港で働いている人がメインターゲットなのか、営業時間が7:00から15:00までと少し変わっているので注意が必要。