写真にハマってからしばらく、レンズはSONY Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)の一本のみでいろいろな被写体を撮っていました。
撮るたびに単焦点レンズの素晴らしい画質に惚れ惚れする一方、せっかく北海道に住んでいるんだから、ここでしか見ることができない自然をメインに撮りたいと思うようになっていきます。
そうなると、単焦点一本だけではやはり限界がある。北海道の大自然をおさめることが可能な、もっと広く撮れるレンズが欲しいという欲求が出てきます。
そこで2本めのレンズとして選んだのが、焦点距離10-15mm(35mm換算15-27mm)の超広角ズームレンズ、「SONY E 10-18mm F4 OSS(SEL1018)」です。
超広角ズーム、E 10-18mm F4 OSS(SEL1018)の外観とスペック
届いたレンズを開封すると、超広角レンズにしては思っていたよりもずっとコンパクト。α6000に装着した姿もちょっと前方に重心がいくものの、決して不自然じゃなくて格好いいです。
質感はプラスチッキーだけど価格との関係があるのでしょうがないですね。
レンズマウント | ソニー Eマウント |
---|---|
焦点距離 | 10-18mm(35mm換算 15-27mm) |
絞り(F値) | 4-22 |
絞り羽根 | 7枚 |
フィルター径 | 62mm |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 |
外寸 | 最大径70mm x 長さ63.5mm |
重さ | 225g |
超広角だけどレンズが湾曲しているわけではないので、各種フィルター類が装着できる。
フィルター径は62mm。
18mmに合わせた状態。
10mmに合わせるとズーム部分が少し伸びる。
付属のレンズフードを装着した状態。
これでも十分コンパクトなのでカメラにつけっぱなしでバッグに収まる。
ずんぐりとした見た目だが、α6000に装着するとバランスがとてもいい。
E 10-18mm F4 OSS(SEL1018)で撮影した作例
写真を撮りはじめた頃のものなので、いろいろとお恥ずかしい部分もありますが(今もあまり変わっていないけど)、実際に撮影した作例をご覧ください。
カメラはα6000とα5100を使用しています。
※ブログで見やすいように、すべての画像は圧縮してあります。
10mm(35mm換算で15mm)で撮影
まずは、10mm(35mm換算で15mm)で撮影した写真です。
広角独特の歪みはあるものの、目の前に広がる大自然を強調するのにピッタリ。
雄大な景色を一枚におさめることができます。
18mm(35mm換算で27mm)で撮影
こちらは18mmで撮影した写真。
10mmで撮ったものとは違い、目で見たままの自然な風景を切り取ることができています。
広角レンズは自撮りにも向いている
180度上方向に可動するチルト液晶を搭載した「SONY α5100」などに装着して自撮りすると、少し手を伸ばすだけで上半身と背景がすっぽり収まる。
端だと顔が歪んでしまうので人物を中央に置くのがコツ。
その他、もっと上手な作例はこちらからご覧いただけます。
- E 10-18mm F4 OSS SEL1018 で撮影した写真一覧 – PHOTOHITO
- E 10-18mm F4 OSSの作品 – αcafe
あとがき
現在、カメラを変えてからは別の広角レンズがメインになっているのの、α6000やα5100をよく使っていた時期にはとても活躍してくれました。
広角レンズはどうしても歪みによるクセがあるので、慣れるまでうまく撮れないことも多いのですが、一度ハマると広々とした画角がやみつきになること間違いなし。
ただ、なにも考えないで撮るとだだっ広いだけの同じような写真が連発してしまうので、構図や角度などを工夫してみるといいですね。
E 10-18mm F4 OSS(SEL1018)は、目の前に広がっている風景を一枚に収めたいという欲求を叶えてくれる優秀なレンズです。