サルボ・サルルン展望台。塘路湖と周辺を見渡すことができ、鉄道ファンにも人気のスポット【標茶町】

釧路湿原の中で一番大きな海跡湖(かつて海だった場所がせき止められて出来た湖)である塘路湖と、その周辺の沼(エオルト・マクントー・ポントー・サルルン)を見渡すことができる場所が「サルボ展望台、サルルン展望台」。

夏には釧路湿原の中をのんびりと走るノロッコ号、冬にはモクモクと煙をはきながら走るSL冬の湿原号を撮影でき、鉄道ファンにも人気のスポットとなっています。

展望台へ行くには、急な木道階段を登り、さらに数百メートル歩きます。
それでは早速いってみましょうか。

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この木道階段、雪や雨で押し流されたのか傾きがひどく、歩いているうちに感覚がおかしくなってちょっと酔ってしまうほど。ところどころ穴も開いているので気をつけて登りたい。

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木道階段を登りきると案内標識があります。
まずは近くにあるサルボ展望台へ向かいましょう。

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サルボ展望台

見えてきたのがサルボ展望台。
木でできた展望台でなかなかしっかりと造られています。

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サルボ展望台から見た景色がこちらです。
道路をはさんで左に見える大きな湖が塘路湖、右の沼がエオルト。
道路の横には線路が通っていて、そこをノロッコ号やSL冬の湿原号が通過していきます。

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広角レンズのテストがてらやって来たのでズームレンズを持っておらず、だだっ広い写真しか撮れなかった。

案内板と、動くかどうかわからない双眼鏡。

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サルルン展望台

サルボ展望台からさらに数百メートル歩いたところにあるのがサルルン展望台。
サルボ展望台よりも視界がひらけており、周辺の沼の位置がよくわかります。

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サルルン展望台から見たサルルン沼。

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サルボ展望台とサルルン展望台はそこそこ距離が離れています。他の観光客はほとんどおらず、静まり返った山道を歩くことになるので、念のためヒグマにはご注意ください。

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十字架にも見える標識がなんとも言えない雰囲気を醸し出す。

ちなみに簡易的なトイレは設置されているものの、ものすごい臭気を周辺に発していたため、利用するのはあまりオススメしません。

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あとがき

1時間ぐらいいたと思いますが、すれ違った観光客は中国語を話す家族一組のみ。こんなところまでと驚くとともに、隅々まで見て回っているんだなーと関心してしまいました。

駐車場はありますが、ほとんど人が来ない場所なので車上荒らしには十分気をつけてください。

一両編成のローカル線含め、列車の本数はとても少ないです。鉄道写真狙いでくる場合は、運行時間を確認してから向かった方がいいでしょう。

ツアーではなかなか来れない場所ですが、釧路周辺の観光の際には釧路湿原とセットで組み込んでみても面白いですよ。

サルボ展望台・サルルン展望台の詳細&アクセス

名前 サルボ展望台・サルルン展望台
住所 〒088-2264 北海道川上郡標茶町塘路
電話番号 015-485-2111
ホームページ https://city.hokkai.or.jp/~kkr946/tenbou_sarubo.sarurun.html
開館時間 なし
休館日 なし
入場料 なし
最寄り駅 【車】釧路駅から約30分