ちびまる子ちゃんでお馴染みの漫画家、さくらももこ先生のデビュー30周年を記念して全国を巡回している『さくらももこの世界展』が、札幌のJRタワープラニスホールで開催されていたので、さくらももこ作品が大好きな彼女に連れられて行ってきました。
写真撮影は展示会場手前まで
入り口にはデビューから現在までの年表が展示してあります。よく考えたら30周年てスゴイですよね。私が学生時代に見ていたアニメが今でもやってるんだもんなー。
ギャラリーは写真撮影禁止です。もし見る機会があったら、是非自分の目で見てみてください。
出口にはお決まりのグッズストア。ここでしか買えないグッズもたくさん。
ちなみに私はまるちゃんと友蔵の顔をした人形焼を買いました。
小さなキャラクターがびっしりと描かれた緻密な原画は、ファンじゃなくても見応えあり
ちびまる子ちゃんは学生時代に見ていたのでもちろん知っていますが、コジコジは彼女に教えられて最近知ったぐらい。なので、さくらももこの世界展と言われても、「ふーん」という感じで正直まったく興味ない。今回は、そんなに好きならせっかくだから見せてあげたいと、付き合いでやって来ました。
そんな感じなので、はじめはブラブラと展示してある原画をなんとなーく眺めていたんです。しかし、途中から完全にのめり込んでしまい、いつの間にかじっくりと食い入るように見ていました。
まず、なんといっても絵が細かい。小さなキャラクターもしっかりと描きこまれており、それが大きめなキャンパス一面にびっしり。完成までに一体何時間かかるんだろうという作品が何点もありました。また、どの作品も色彩が鮮やかで見ているとワクワクしてきます。
特に何の漫画か忘れてしまいましたが、描きおろしの表紙は一つ一つの作品がとても緻密に描かれており、キャラクターの背景も含めて、これは単なる原画じゃなくて美術作品だと感じました。
ちなみに普段は口数の多い彼女ですが、大好きなももこ先生の原画を目の前にして顔を真っ赤にし、涙目になりながら一点一点眼の奥に焼き付けるようにして見ていましたよ。
さくらももこ作品が大好きな人はもちろん、全く興味がないという人でも、美術品としてかなり楽しめるイベントです。現在は、横須賀美術館で2016年4月23日〜6月19日まで開催していますが、お近くで開催されることがあったら是非行ってみて欲しい。
こんなに素晴らしいの見ないなんてもったいない。