観光地での歩き撮り用に、SONYのアクションカムを購入しました。当たり前ですが、歩き撮りなのでアクションカムはずっと手で持たなくてはいけません。
なにか手で楽に持って歩けるような、小さな三脚かグリップのようなモノはないかなーと探しているときに見つけたのが、ポラロイド(Polaroid)から発売されている「ピストルグリップミニ三脚」です。
アマチュア写真家, 及びプロビデオグラファー, 共のニーズに合わせた精密設計。人間工学的なインテリジェントデザイン。
なんだか小難しい商品説明が期待感を煽りますが、届いたのはとても三脚には見えない変わった形の物体でした。
ピストルのようにグリップを握る三脚
一見すると何に使うのかよくわからない。
雲台部分が縦に長くなっているので、デジカメよりもビデオカメラに向いているのかもしれません。SONYのアクションカムととても相性がいいですよ。
カメラの取付は雲台横のネジを回して行うので楽。
横から見たところ。グリップ部分がピストル型になっているのでとても握りやすく、普通に持つと雲台部分が自然な角度になります。グリップ部分のさわり心地は、ゴムでコーティングしたようなサラッとした感触。
灰色の丸いボタンを押しながら雲台の角度を調整。
調整できる角度は13段階ぐらい。
思いっきり手を伸ばしてもグリップのおかげで安定しているので、自撮りにも相性がいいですね。
雲台が縦長なので小型のビデオカメラぐらいが乗せやすい。
グリップを広げて三脚としても使える
グリップ部分を広げると、テーブルトップ三脚に早変わり。
グリップ部分をパカっと開いてテーブル三脚に。
SONYのアクションカムを乗っけるとこんな感じです。
雲台の角度はある程度調節できるが、高さは調整できない。
コンデジぐらいであればガタツキも特に気になりません。
一眼レフぐらいの大きさになるとちょっと不安定になるかも。
雲台の裏には三脚ねじ穴が空いているので、このまま自撮り棒などに取り付けて撮影することができます。
重さはほぼ気にならないぐらい軽い。
まとめ
メリットは何といっても握りやすさ。グリップがとても握りやすく、ピストルを構えるような自然な状態で歩けるので、長時間持っていても普通のテーブル三脚より疲れません。
デメリットに感じるのは大きさ。一番小さく折りたたんだ状態でも最長部分が15.5センチとそこそこ大きいため、カバンなどに入れると意外と場所をとってしまいます。ただし、重さはとても軽いです。
また、Amazonのレビューにも書かれているグリップ部分のニオイですが、ゴムとも違うなんともいえないニオイでして、確かにかなり気になります。使っていくと徐々に消えていくものですが、握ったら手にニオイがつくぐらいなので、これはなんとかして欲しい。
ブレ防止機能がついているわけじゃないので、歩き撮りでは振動に気をつけなくていけませんが、長時間歩き撮りをする時の手首の疲労を抑えるアイテムとしては、かなり使えるアイテムです。