たまには一人でゆっくり温泉でも入りたい、そんなときありますよね。
一人で温泉旅館に行くのはちょっと敷居が高くなってしまいますが、出張などに利用できるホテルだったら気軽に入れます。
札幌には温泉大浴場を完備したホテルがいくつかあるのですが、その中でも今回はずっと前から利用してみたかった「ホテルマイステイズプレミア札幌パーク(旧 アートホテルズ札幌)」に宿泊しました。
こちらのホテルですが、2016年10月1日に「アートホテルズ札幌」から「ホテルマイステイズプレミア札幌パーク」と名前が変更しています。
当記事はアートホテルズ札幌の時に宿泊したものですが、部屋写真などを見る限りほぼ変更されていないようなので、当時感じたことをそのまま書いていきます。
それにしても札幌のホテルはリブランドが多いですね。
タクシーの運転手さんが「最近はホテル名言われてもわからないよ」と、とても困っていました。運転手さんには旧ホテル名も一緒に伝えてあげるといいですよ。
まずはホテルに入ってチェックイン。
途中、部活動かなにかで宿泊する学生さんたちがフロントに向かって元気よく挨拶していたのが印象的でしたが、フロントスタッフにまったく笑顔がなかったのが更に印象的でした。
こういうのは日常茶飯事なのかもしれませんが、もう少しニコッとしてあげてもいいのになー。
今回は一人での利用ですが、グレードアップされるプランを選択したので、27平米のスーペリアツインに宿泊です。
荷物を持っていざカギを開けると、想像していた以上の広さでした。
ホテルマイステイズプレミア札幌パークの室内
部屋に入るとまずは大きなソファが置いてあり、奥にはベッドが二台並んでいます。さらに窓際にソファが一台。入口部分が広いからか、とても広々として見えますね。
それでは、じっくりと部屋の中を見ていきましょう。
分厚い冬用のコードがらくらく収納可能なクローゼット。
一人での宿泊だけどスリッパは2つ用意されていた。
邪魔にならない備え付けのズポンプレッサー。
ゆったりとした三人がけぐらいのソファ。
冷蔵庫はビジネスホテルによくあるタイプ。
ベッドサイズは通常のセミダブルぐらいでしょうか。
ベッドサイドにはルームライトとエアコンのボタン類。
残念ながらコンセントはなかった。
窓際にもソファがあるので、ゆっくりと外を眺めることができる。
集中管理の空調は冷暖房の切替ができないタイプ。
引き戸がついていてベッドと仕切ることができるデスク周り
デスクとソファがある部分と、ベッド部分は引き戸で仕切ることができます。先に寝た人に気兼ねすることなく、テレビを見たり仕事をしたりできるのがいいですね。
木製のガッチリとしたデスクはインテリアに調和しているのの、仕事用にはむいていないです。椅子も高さ調節ができないタイプなので、長時間のデスクワークは少し厳しい。
コンセントが一つしかないので、充電したい機器が多い場合はポータブルバッテリー必須。
ベッドルームとリビングは引き戸で仕切ることが可能。
デスクは重厚感のあるものだが、長時間のデスクワークにはむかない。
デスクにはコンセントが一つと有線LANケーブルが一つ。無線LANはオープンWi-Fiなので、パスワードなしで気軽に利用できるのがいい。速度はそこそこでYouTubeの視聴もなんとかいけた。
プランによってはコーヒーが用意されていることも。
ホテルマイステイズプレミア札幌パークのバスルームと洗面所
お風呂はユニットバスになっていますが、なかなかの広さがあるのでスペースに余裕があります。
これだったら、持参した洗面用具や化粧ポーチも置いておけますね。
ウォシュレットはちょっと古いタイプなので、最低限の機能しかついていません。
広々とした洗面台。
浴槽も通常のビジネスホテルより少し広いタイプ。
アメニティは最低限。
備え付けのドライヤー。風量はちょっと物足りないか。
ホテルマイステイズプレミア札幌パーク(旧 アートホテルズ札幌)に宿泊した感想
泊まった部屋はそれほど高い階ではなかったと記憶していますが、豊平川とそこに架かる南大橋、さらに札幌の東部を見渡すことができ、まずまずの眺望でした。
窓からは豊平川が見える。
最近は小さな子供連れのお客さんに力を入れているようで、家具などすべて子供に配慮した土足厳禁のベビールームを完備しています。
どうやら、ミキハウス子育て総研認定『ウェルカムベビーのお宿』というのに札幌で初めて指定されているんだそうで、ホテル自ら子供ウェルカムと言ってもらえると安心できますね。
今回朝食は利用しませんでしたが、洋食、和食、バイキングの3種類から選択することができるので、長期連泊の場合はありがたいと思います。
集中管理の空調ですが、初日はかなり暑かったです。他から苦情が入ったのか二日目以降は問題なしだったものの、部屋の窓が開かないので暑いときの調整は苦労しました。
「起こさないでください」の札をかけると、ドア下に紙が置かれていました。
清掃やアメニティの交換はフロントへの連絡が必要です。
防音ついて
深夜、ソファに座ってぼーっとテレビを見ていると、隣室からグーグーというイビキが…。まさかなーと思いましたが、耳を澄ますとはっきりと聞こえてきました。また、清掃時間は掃除しているおばさんの声もそこそこ聞こえたので、壁が薄いのでしょうか、防音性はあまり高くない印象です。
ホテル周辺について
すすきの中心部へは10分程度歩く必要がありますが、周辺に飲食店やコンビニがあるので特に困ることはありません。客引きもいない場所なので歩きやすいです。
ちなみに現在はわかりませんが、宿泊時はカードキーがキリンビール園の10%割引券になっていました。地元客と観光客でいつも混雑しているお店ですが、歩いて1分位なので、ジンギスカンとビール目当てに行ってみてはいかがでしょう。
天然温泉大浴場について
大浴場へは部屋から浴衣を来たまま行くことができます。
用意されている袋にバスタオルや着替えなどを入れて持ち運びできるのが便利でした。
温泉には受付があり、カードキーを見せてからロッカーのカギを受け取るタイプになっています。
温泉の利用時間は夜12時まで、朝は9時までと少し中途半端。どちらもあと1時間ぐらい長くしてもらえるとありがたい。
浴槽がジャグジー入れて2つとサウナ1つなのでそれほど広くはありませんが、時間帯によっては貸切状態になっていたので、ゆっくりと入ることができました。洗い場が多めなので多少込んでも大丈夫でしょう。
ちなみに女湯には露天風呂があるみたいです。
まとめ
今回の宿泊料金は、一人で三泊利用して18,000円でした。
1月中旬のオフシーズンということもあり、ハイクラスのホテルとしてはかなり安く利用できたと思います。
こちらのホテルマイステイズプレミア札幌パークですが、ハイシーズンにはグンと価格が上がります。
オフシーズンの低価格プランのときにはかなりコスパがいいと感じるので、そういうときに一度利用してみて欲しいですね。
ホテルマイステイズプレミア札幌パーク(旧 アートホテルズ札幌)の詳細&アクセス
ホテル名 | ホテルマイステイズプレミア札幌パーク(旧 アートホテルズ札幌) |
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住所 | 〒064-0809 北海道札幌市中央区南9条西2 |
電話番号 | 011-512-3456 |
駐車場 | あり / 104台 一泊 普通車 1,000円 / 車高155cm以上および大型車 1,200円 |
チェックイン | 14:00(宿泊プランのチェックイン時間を優先) |
チェックアウト | 11:00(宿泊プランのチェックアウト時間を優先) |
部屋数 | 418室 |
ホームページ | https://www.mystays.com/ja/hotel/hokkaido/mystays-premier-sapporo-park |
最寄り駅 | 【地下鉄】南北線「中島公園駅」徒歩2分 |