8月も中旬に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
私が住んでいる北海道の端っこでも、例年以上の暑さでケーズデンキの扇風機が売り切れになるほどです。
そんな猛暑を少しでも和らげようと、札幌に行ったついでに毎年恒例になっているノルベサのお化け屋敷に行ってきました(強制連行)。
2016年のお化け屋敷は「黒いアサガオの家」。
昨年の「ゆびきりの家」に続き、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんが手がけています。
全国各地のお化け屋敷をプロデュースしている有名な方ですね。
自他共に認めるチキンなわたくし、ディズニーランドのホーンテッドマンションなら喜んで乗りますが、お化けだらけの暗闇を自分で歩くとかホントに無理。
どうしても行きたいという連れに対して、絶対にイヤだと断固拒否していたのですが、「何かを運ぶなどのミッションがあった場合は、自分でやること」という約束をさせて行ってきました。
昨年の事件が怖さを変えた?
こちらの「黒いアサガオの家」、対象年齢は6歳以上、1グループ5人まで一緒に楽しむことができます。この日は平日でしたが、学生さんと思われるグループが数組並んでいましたよ。
入り口に並んでいる間、設置されているスピーカーからは「ワー!ギャー!」という楽しい声が聞こえてきます。
恐怖でテンパった連れが、チケットを売っていたスタッフのお兄さんに、「やっぱり恐いですか?恐いんですよね」と何度も質問すると、「はい、恐いと思いますよ」という後に、「ただ、去年の事件があってからできることが限られちゃいまして」と意味深な言葉が。
『え?去年の事件ってなに?
怖さのあまり失神者が続出したとか?』
と不安になっていると、
「キャストが殴られちゃったんです。」
という予想外のお答えがかえってきました。
キャストとはもちろん、お化け屋敷の中で恐怖を与えてくれるお化けたち。
そんなお化けを殴った人がいたんだそうな、しかも二人も。
よく見ると、壁にはこんな張り紙もしてありました。
怖すぎて思わず手が出たのか、彼女にいいところを見せようとしたのか、どんな理由で殴ったのか定かではありませんが、その話を聞いて「なるほど、キャストか」と急に現実感が。
そんな話をしていると、とうとう自分たちの番がやってきます。
目を慣らすためか、入り口付近の薄暗い部屋でしばし待ってからスタート。
テナントの一角なので決して広くなく、時間的には早足で5分程度でしょうか。
天井を見ると怖さが薄まるので見ない方がいいでしょう。
ネタバレになるのでお化け屋敷の詳細は控えさせてもらいますが、四十路のおっさんも「うわああああ!!!!!」と二回ほど絶叫させてもらいました。
軽いミッションもありましが、もちろん最初の約束が守られることはなく、私が行いました。
出口が入口の隣になっているので、最後は「ぎゃああああ、、、あ…」と言った感じで、並んでいる人の前に出ることになります。
そんなわけで、恥ずかしさからそそくさと帰りました。
ゾクゾクするような恐怖感はちょっと足りなかったかも
帰り際、終始ギャーギャー叫んでいた連れに、「どうだった?」と聞くと、「怖かったけど、想像していたよりは怖くなかったね」という生意気な感想。
ただですね、確かに期待していたようなゾクゾクする恐怖というよりは、誰かに「わっ!」と脅かされてビックリする怖さの方が強かったかも。
セットの作りから、どうしても「くるぞくるぞ!」というタイミングがわかってしまい、ほらキターという感じの驚き方になってしまいます。
これも、できなくなったことによる制限のせいなのでしょうか。
2017年も多分連れて行かれると思うので、キャスト(お化け)の奮闘と新たな仕掛けに期待します。
札幌ノルベサお化け屋敷の情報
イベント名 | 札幌お化け屋敷「黒いアサガオの家」 |
---|---|
住所 | 〒060-0063 札幌市中央区南3条西5丁目1-1 ノルベサ(nORBESA)3階特設会場 |
電話番号 | 011-232-1373 |
開催日 | 2016年7月9日~9月4日まで |
開催日時 |
土日祝と7/23〜8/17:13:00~21:00 上記期間以外の平日:16:00~21:00 |
入場料 |
一般当日券:1,000円 ペア:1,900円(前売りのみ) ・ローソンチケット:Lコード 12512 |
ホームページ | http://www.hbc.co.jp/event/kuroiasagao/pc/index.html |
最寄り駅 |
・地下鉄南北線「すすきの」駅より徒歩約2分 ・地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅より徒歩約4分 ・地下鉄東西線「大通」駅より徒歩約7分 |