北海道富良野を舞台にしたテレビドラマ、『北の国から』で使われた小道具や衣装、倉本聰氏の自筆原稿、出演者の写真、復元した家など、約500点を保存展示している「北の国から資料館」が、客足の鈍化や建物の老朽化、さらに年間1000万円以上かかるという維持費により、2016年8月末をもって閉館することが決定してしまいました。
「誠意って、何かね?」 – 壁には名言のパネルが、沢山の写真とともに飾られている。
北の国からファンにとっては、とても悲しいニュースです。
富良野の駅前にあるので、気軽に行ける観光地として人気があった北の国から資料館でしたが、作品が終了しているということもあって、新しい展示物が増えることもなく、一度訪れたらなかなかリピートにはつながらないという部分はあったと思います。
それでも、富良野に来た時には必ず立ち寄るという熱狂的なファンもいまだにいるでしょうし、リアルタイムで作品を知らないであろう若いカップルも何組か見かけました。観光スポットとしてのニーズはまだまだあるはずです。
館内での写真・ビデオ撮影は自由ですが、インターネットでの公開は禁止されています。そのため、詳細な写真で紹介できないのが残念ですが、好きな人であればずっと見ていられるようなマニアックな展示物が館内にはいっぱいなんです。
運営会社によれば、「こじんまりでもいいから、可能であればどこかで展示を続けていきたい」とのことなので、もし実現したならば必ずまた行きます。
北の国からのロケ地は回ったけど、ここはいつでも行けると思ってまだ行っていなかったという方、このニュースで初めて存在を知った方など、少しでも興味を持ったら閉館前に是非訪れてみて欲しい場所です。
北の国から資料館へのアクセス
観光地名 | 北の国から資料館 |
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住所 | 〒076-0026 北海道富良野市朝日町5-20 |
電話番号 | 0167-39-2800 |
営業時間 | 4月末~10月 AM9:00~PM4:30 |
入場料 | 大人 500円 / 小学生 300円 |
ホームページ | http://www.furanotourism.com/jp/spot/spot_D.php?id=75 |
最寄り駅 | JR富良野駅より徒歩3分 |