以前はボストンバッグを担いで仕事や旅行へ出かけることが多かったのですが、パソコンなどガジェット系の重さに耐えられなくなり、2〜3泊程度の荷物が収納できるキャリーバッグを探すことにしました。
店舗やネットなどを見ていろいろと検討し、選んだのが『innovator (イノベーター）のキャリーバッグ（キャリーケース） INV-170』。ビジネス用のキャリーとなっていますが、プライベードでももちろん使えます。容量は約29リットルで機内持込み対応。何も入れなくても重さが3.9kgあってちょっと重いですが、かっこよさに惹かれて購入。
innovator（イノベーター）はスウェーデンの家具・インテリアメーカー。販売しているキャリーバッグ（スーツケース）には、デザインとしてスウェーデン国旗の十字が用いられています。
innovator (イノベーター）のキャリーバッグを写真で見る
光の関係でネイビーっぽく写ってしまいましたが実際の色は黒です。表面はデコボコとしたエンボス加工が施してあり、そこに光が反射して価格以上の質感に見えます。
真ん中に手持ちの取っ手、下にキャリーハンドル。
側面にキーロック式TSAロック。通常のキャリーバッグより長さが短い分、厚みはそこそこあります。
下から見たところ。車輪は二輪です。
一番のお気に入りでもある裏面ポケット。列車のチケットやおサイフケータイスマホなどを入れておき、必要な時にサッと取り出せるのでとても重宝します。
ポケットは伸びる素材で出来ており、他のキャリーバッグのハンドルを後ろに通すことによってセットアップとして使うことが可能です。
ハンドルにあるボタンで長さの調節を行います。長さは二段階。太めのキャリーバーはとてもしっかりしており、グラグラすることもありません。
真ん中にあるのは、緩衝材が入ったPC・書類収納ケース。PC収納ケースを装着しているとバッグが途中までしか開かなくなるので、立てたままPCや書類の出し入れができます。
PC収納ケースは取り外し可能。収納可能なPCのサイズは13インチ程度まで。MacBook Pro 15インチモデルはうまく入らなかったので、キャリーバッグのPC収納ケースを取り外し、別のケースに入れて真ん中にギリギリ収まりました。
ポケットには、デジカメやkindleのほか、モバイルバッテリー、ケーブル類など細々としたガジェット類をスッキリと収納可能。
反対側には大きめのメッシュポケットが一つ。パスポートや薬など使用頻度の高いモノの他に、使用済みの下着類を入れちゃってもいいですね。
両サイドの収納部分には荷崩れがしないようにバンドが付いています。
深さもそこそこあります。
逆サイドはキャリーバー部分なので収納に工夫が必要。
お手頃価格だけど、しっかりとした作りでデザインもイイ！
キャリーバッグとしてはそれほど高価な方ではありませんが全く安っぽくなく、シンプルだけど特徴のあるデザインは手荷物受取所のベルトコンベアでもすぐに見つけられます。ハードタイプとしては、ポケットや小物入れが多いので使い勝手も抜群。
ABS樹脂配合のポリカーボネート素材はとてもしっかりとしており、雨や雪の日に何度も引いて歩きましたが、水が染みてくることは一切なかったです。
どこの販売ページにも1〜2泊用となっていますが、プライベートの場合だと、3泊程度は全然いけますよ（男の場合）。ただし、冬はどうしても服が厚くなるので、2泊から頑張って3泊が限界。もちろん仕事用の機材や書類が多い場合にはそれ以下になります。
長所でもあり短所でもあるのが二輪。小回りがきいて走行音も比較的小さめなのはいいのですが、身体の横に持ってきて引くことができないので、人混みの中ではどうしも邪魔になってしまう。また、気をつけないと自分の足にもガシガシ当たるので慣れが必要です。
二泊ぐらいの出張や旅行が多く、できるだけ荷物をコンパクトにしたいという人、パソコンなどデジタルガジェット系の持ち物が多いという人には、とてもオススメできるキャリーバッグです。
