宿泊していたホテルを11時にチェクアウトしたものの、夕方の約束までまだたっぷりと時間があった。6月にもかかわらずとても暑い日の中、前日の飲み過ぎによる二日酔いと寝不足で歩くのもやっとの状態。「これじゃあ、とてもじゃないけど夕方まで持たん」と、どこかゆっくりと横になる場所を探すことに。
荷物を持ったまま大通り公園のベンチで熟睡するわけにもいかず、男一人で休憩できるようなホテルが近くにないか検索。そんなこんなで、フラフラになりながらたどり着いたのが、「ホテルモントレエーデルホフ札幌」でした。
今回利用したのは、12:00〜16:00まで利用することができるというデイユースプラン。時間は限られていますが、室内施設やアメニティの利用に制限はなく、宿泊時と同じように過ごせます。
ホテルに入ると、6月のハイシーズンまっただ中ということもあり、エントランスは北海道内外や海外からの観光客でいっぱい。
体調的にかなり厳しかったですが、しばらく列に並んで無事にチェックイン。
デイユースプランなので荷物は自分で運びましたが、チェックインの対応はとても丁寧なものでした。
十九世紀末のウィーンをテーマにした落ち着きのある室内
最新のホテルに比べると設備はどれも古いものの、一つ一つの調度品には重厚感があり、これぞホテルといった雰囲気。
どっしりとした木目調のクローゼット。
窓際に置かれたオットマン付きのリラックスチェアでゆったり眺望を楽しむ。
冷蔵庫は大きくはないが、短期利用では特に不満なし。
一人で利用するには十分過ぎるベッド。スタンダードシングルルームのベッドサイズは、幅152mm×縦203mm。
ベッドサイドにコンセントは見当たらなかった。
空調は集中管理。利用日は6月だったので、寒くも暑くもなく快適に過ごすことができた。
高層階だったので眺望はなかなかのもの。利用した部屋からは札幌ファクトリーがある東方面が一望できた。
南や北西方面だったら、すすきのや札幌駅があるので夜景も綺麗に違いない。
年季の入ったデスクとイス。有線LAN接続用のケーブルが用意されているが、フリーWi-Fiもパスワードなしで利用できる。
デスクのコンセントには二股ソケット。こういう配慮はありがたい。
歴史を感じるタイル張りのユニットバス。一応排水口がある。
洗面台はそこそこの広さがあるので、持参の洗面用具や化粧ポーチを置くのに困ることはない。
アメニティは最低限。デイユーブプランでも利用可能。
ホテルモントレエーデルホフ札幌のデイユースプランを利用してみて
ホテルモントレエーデルホフ札幌のデイユースプランは、シングルルーム1名利用で4,000円。
二人での利用だと、セミダブルルームが一人2,500円、ツインルームで一人3,000円。
ネットカフェやサウナと比べると割高なものの、誰にも気兼ねすることなくゆっくり過ごせることを考えると、悪くない価格ではないでしょうか。
他のお客さんが少ない時間帯ということもあり、とにかく静かでゆっくりと休むことができました。4時間という利用時間も、短すぎず長すぎずちょうどよかったです。
チェックインもチェックアウトもタイミング悪く混雑時と被ってしまい、精算までかなり待たされたのが唯一の残念ポイント。
デイユースプランには利用できる期間が設けられており、2016年であれば、6月12日~12月31日までとなっています。また、稼働状況によっては利用できない日もありますので、必ず予約をするようにしてください。
なお、現在デイユースプランが利用できるのは、日・月曜日のみとなっているようです。
大通りまで徒歩圏内でショピングや食事に便利、なおかつ天然温泉スパも完備しており、利用券が含まれている宿泊プランも用意されています。ハイシーズン以外は、周辺のビジネスホテルと変わらない価格になることもあるので、宿泊にも利用したいホテルですね。
格式のあるクラシカルなホテルを好んで利用するという方、札幌滞在の際には候補の一つに加えてみてはいかがでしょう。
なお、2015年4月より全室禁煙となっているので、愛煙家の方は注意が必要です。
ホテルモントレエーデルホフ札幌の詳細&アクセス
ホテル名 | ホテルモントレエーデルホフ札幌 |
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住所 | 〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目1 |
電話番号 | 011-242-7111 |
ホームページ | http://www.hotelmonterey.co.jp/edelhof/ |
最寄り駅 | 【JR】札幌駅徒歩7分 【地下鉄】南北線/東豊線「さっぽろ駅」21・22番出口 徒歩4分 |