二年前に、ずっと愛用していたDIGITAL ⅡからGR DIGITAL Ⅳに買い替えた時の感想です。
当時運営していたブログのために、コンデジで少しでも綺麗な写真が撮りたいという思いからGR DIGITAL Ⅱを購入したのですが、すっかりハマってしまって休日には撮影のために一日中散歩し、flickrにアップロードしたりもしていました。
しかし、ブログを休止したり別のカメラを買ってからはGR DIGITAL Ⅱも使わなくなりすっかり熱が冷めてしまっていたのですが、GR DIGITAL Ⅳの発売を機にもう一度触ってみたくなって購入しました。
サイズが若干大きくなったものの、基本的にはGR DIGITAL発売時からほとんどデザインが変わっていないため新鮮さはありませんが、飽きがこなくて安心感があります。いまどきのデジカメらしくないからか、友達からは、「何その変なカメラ」と言われましたが。
付属品はいたってシンプルでしたが、バッテリーチャージャーを同梱しているのは親切かなと思います。
GR DIGITAL Ⅱとのサイズ比較
正面から見るとGR DIGITAL Ⅱと大きさはあまり変わりません。
左がGR DIGITAL Ⅳです。
レンズ部分の出っ張りが大きくなっており、見た目は少しの差なのですが、ポケットに入れると一回り以上厚みが増した感覚になってしまいました。履いているパンツによっては、気軽に持ち歩くという気分が半減してしまったのは残念でした。
GR DIGITALだから撮った写真
以下は個人的にGR DIGITALじゃなければ絶対に撮影しないであろう写真を選んでみました。一枚目は水平を一切無視した写真で、今メインとして使っているミラーレス一眼ではまず撮らない構図です。何も考えずにとりあえずパシャパシャ撮ろうという気分にさせてくれるカメラでした。
こちらは、なぜこの被写体にシャッターをきったのか自分でもわかりません。多分ブリーチバイパスかモノクロにしたかったのかもしれませんね。
単焦点レンズ(ズームができない)なので、自分でできるだけ被写体に近づいたり、部屋で物撮りをする時にオートフォーカスが迷いまくったり、暗い場所だと手振れ補正がないからかブレ写真を量産したりと大変なシーンもありましたが、とても愛着を持った一台でした。
現在新品を購入するのは難しいですが、オークションなどで安く手に入る機会があるなら一度手にしてみて欲しいカメラです。特に、カメラなんてスマホでいいじゃんと言いながらInstagramなどへアップしている写真好きな人たちに一度使ってみて欲しいですね。今以上に素敵な写真を沢山撮ってくれそうです。