Carl Zeiss Touit 2.8/12(SONY Eマウント用)を購入したときの感想。ホロ苦の広角単焦点レンズ

もっと高画質な写真を撮りたい、これは写真にハマっている人であれば必ず通る道だと思います。その願望を叶えるためにカメラ自体を買い換える人、レンズを追加する人いろいろですが、今回はレンズを追加したときのお話。

某サイトの作例を見て、「自分もこんな写真を撮ってみたい!」と思い切って手に入れたレンズが、「Carl Zeiss Touit 2.8/12(SONY Eマウント用)」。広角の単焦点レンズです。SONY用となっているのは、同じ名前でFUJIのX-mount用もあるからです。

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広角単焦点レンズ、Carl Zeiss Touit 2.8/12のスペックと外観

空気をも写し取るといわれるツァイス(Zeiss)のレンズ、いやがおうにも期待は高まりますが、まずはスペックと外観を見ていきましょう。

レンズマウント ソニー Eマウント
焦点距離 12mm(35mm換算 18mm)
絞り(F値) 2.8-22
絞り羽根 11枚/8群
フィルター径 67mm
手ブレ補正 なし
外寸 最大径81mm
重さ 260g

化粧箱にきっちりと収まった状態のTouit 2.8/12。
他のレンズとは違うのだよといった空気感を感じる。

Carl zeiss Touit 1

とても高級感を感じる箱。

レンズは湾曲しているものの、フィルターとは干渉しないようになっています。
ミラーレス用のレンズとしては少し大きめでしょうか。

Carl zeiss Touit 4

フィルター径は67mm。

レンズフードを装着するとなかなかの大きさを感じる。

Carl zeiss Touit 5

SONYのNEX-5Rに装着したところ。フードをつけると若干頭でっかちになってしまうものの、アンバランスというほどではありません。

Carl zeiss Touit 7

NEX-5R本体が小さいのでレンズが大きく見えてしまう。

ゴムになっているフォーカスリングは若干ゴミがつきやすく、付着した白いホコリなどが気になってしまう。

Carl zeiss Touit 6

Carl Zeiss Touit 2.8/12で撮影した作例

持っていた期間が本当に短かったので、作例になるようなまともな写真がありません。
参考になるような写真ではありませんが、ほんの少しだけ掲載してみます。

Carl zeiss Touit 8 Carl zeiss Touit 9 Carl zeiss Touit 10 Carl zeiss Touit 12 Carl zeiss Touit 11

その他、本当の実力を見ることができる作例はこちらから。

あとがき

実はこのTouit 2.8/12ですが、あまり思い入れがないんです。
思い入れというより思い出ですね。

写真をはじめたばかりにもかかわらず単焦点の広角レンズに手を出した結果、ろくな写真を撮れずに早々と手放してしまいました。メリット・デメリットを理解してから購入していればと今になってから後悔しています。単焦点の広角レンズは使いどころが難しいですね。

ただ、改めて撮影した写真を見返してみると、どの写真もよく解像していると思います。

暗い場所は少しノイズが乗りますが、芝桜の写真をみると小さな花びらの一枚一枚までよく写っています。
また、広角レンズにありがちな歪みがとても少ない印象を受けました。
色乗りは決して派手ではなく、見たままの色をそのまま再現してくれます。

現在メインに使っているレンズは16-35mmなので、今だったらもう少し上手に使ってあげられるのかなとしみじみ考えてしまいます。