どこかにぶつけたり捻ったりしたわけじゃないのに、なんとなくあった肩の痛み。
寝て起きたら治るだろうと思っていたら次の日の朝、ちょっと腕を動かしただけでも激しい痛みに襲われるようになってしまいました。あまりの痛みで起きているのも困難になり、ベッドに横になりながらなるべく動かないようにしていました。
仕事から帰ってきた連れに痛みのことを相談すると、「明日温泉行くんだから病院に行った方がいいんじゃない?」と言われました。
そうなんです、次の日は温泉へ行く予定なんです。先日も旅行当日に肉離れになり、そのほかにも東京旅行が控えてる数日前に足を骨折、中学生のときには修学旅行前日に胃腸炎になったりと、どうも旅行が近くなると何かが起こる体質のようです。
一人で服が着れない、歯磨きもできないというぐらいの痛さなので、とてもじゃないけど温泉なんて行けません。連れが緊急で対応してくれる整形外科の病院を調べてくれたので、そこへ連れて行ってもらって診てもらうことに。
診察
激痛をこらえながらなんとかレントゲンを撮り、しばらく待ってから診察開始。
診察してくれた先生から言われた病名は「石灰沈着性腱板炎」という聞きなれないものでした。レントゲンに写っている影を指でさしながら、「ここに変なものが写っています。これは普通、骨になるものが別の場所で石灰化してしまう病気です」と素人でもわかるように説明してくれました。
石灰沈着性腱板炎のレントゲン画像 – 古東整形外科
この石灰沈着性腱板炎ですが、先生いわく、特に珍しいものではなく、よくある病気なんだそうです。知らなかった。
治療
痛みがずっと引かない場合は手術をすることもあるらしいですが、年に一人いるかいないかですよとのことでちょっとホッとしました。
しかしホッとしたのも束の間、痛みをとるには患部に直接痛み止めの注射をうつのが手っ取り早いとのこと。「どうしますか?」と聞かれたら、そりゃお願いしますと答えますよね。この注射がまためちゃくちゃ痛かった。
石灰沈着性腱板炎と注射の痛みでボーッとする中、もし一週間経ってまた痛みが出たら、もう一度注射をしましょうということで診察終了。
薬局で一週間分の痛み止めのクスリ(セレコックス)と一緒に飲む胃薬(タガメット)、セルタッチパップという湿布薬をもらって帰宅しました。
まとめ
次の日にはある程度痛みが引いていたので、なんとか温泉へ行くことができました。さらに現在はそれから一週間ほど経ちますが、ほとんど痛みを感じることがなくなったのでよかったです。
突然肩などに痛みが出た場合は、無理をしないで病院へ行った方がいいですね。