アタッシュケース型の簡易撮影キットを購入したら後悔したという話

オークションやブログに使うブツ撮り用のため、簡単でもいいからライトが付いた撮影キットが欲しいなーと思いネットを物色していると、アタッシュケースにライトがはめ込まれた素敵な撮影キットを発見。

部屋も狭いから片隅に置いておいていざ撮影という時にパッと出し入れできるし、見た目もカッコイイということで早速購入してみました。

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アタッシュケース型の簡易撮影キット

届いたのは予想よりもかなり大きなアタッシュケース。

付属品は蛍光灯二組、箱形にするための衝立と撮影穴が開いた上部のフード、フェルトのような触り心地のカラー紙が4種類。

付属品はカラーフェルト紙など カラーのフェルト紙は4種類

明るさは二段階の切替ができます。すぐに外れる蛍光灯なので明る過ぎたら片方をとっちゃってもいいですし。

ライトは蛍光灯

両側に付属の衝立(ついたてというか、なんと呼べばいいのか)を設置してフェルトを敷いたところ。

組み立て

さらに付属のフードをなんとか取り付けてライトオン。明るさはそれなりだと思います。

ライトオン

雑な作りと面倒な組み立て作業

写真で見たらとても格好良く見えたのですが、いざ手元に届いてみると、「うーん、微妙」という感じ。なんというか、とても雑なんです、作りが。

しかも、アタッシュケースをガチャっと開ければハイ出来上がりというわけではなく、アタッシュケースを開けた後は両側に付属の衝立(ついたて)を立ててカラー紙をいい具合に調整しながらクリップで挟み、ケースから伸びたプラグをコンセントに差し込んでスイッチオンでやっと完成。必要に応じて上部にフードも装着できますが、これももちろん手動。

こんな感じで設置までに結構な時間がかかってしまいます。

しかも衝立をはめる溝があるわけじゃないので、片方を立てるともう片方がフラつくとかそんな感じで若干イライラ。

撮影サンプルと感想

頑張って組み立てて撮影してみた写真がこんな感じ。

撮影サンプル

コンデジで夜に撮ったにしては綺麗に写ったかなと思いますが、下に紙を敷いてフラッシュのバウンス撮影でも同じ感じになるんじゃないかと思ったりなんかして。

少し使ってみて一番の不満はやはり雑な作り。

アタッシュケースにライトを取り付けたから、後は付属の部品で適当に組み立ててね、的な雑さです。ライトの接続部分も接触が甘く、ちょっとずらしたら外れたり。

理想はアタッシュケースを開けたらそのまま使える状態になるという簡単便利な撮影キットだったのですが、そのレベルには全く達していない代物でした。

持ち歩きができる撮影キットというコンセプトは素敵なのに…。

部屋が狭いという理由で簡単に出し入れができるアタッシュケース型に惹かれましたが、結局アタッシュケース自体が大きいので普段は物置にしまっておき、使うときにノソノソ出してイライラしながら組み立てるというストレスが発生。

そうすると出してくるのもだんだんと億劫になり、結局欲しいという知人に譲ってしまいました。

昼夜問わず頻繁に物撮りをするという方は、設置型の撮影キットをオススメします。